
noteのレコメンド刷新――PVを支えた組織とシステムの境界設計
レコメンド基盤を刷新し、①「急上昇」(note内で盛り上がっているトピックを高頻度反映)②「おすすめ」(クリエイターの行動履歴から興味度を計算し「フード」→「和食」等の細粒度トピック単位で提案)③「カテゴリページ」(映画・ドラマ等分野別の人気トピック表示)の3セクションを導入。アーキテクチャはSnowflakeを責任分界点とし、note AI creative株式会社がGeminiで記事にタグ付与→RDB経由でSnowflakeに同期→Databricksで機械学習処理→S3/SQS経由でnote本体に非同期反映する構成。ツールの境界と組織の境界をリンクさせ、各チームが自領域に集中できる設計にした。
組織を跨ぐ機械学習基盤刷新は、システムの責任分界点(Snowflake)を組織の役割分担(AI子会社=タグ付与・スコアリング、本体エンジニア=機械学習処理とプロダクト反映)と一致させることで、チーム間調整コストを下げつつ開発速度を維持できる。プロトタイプ実装から約3ヶ月というテスト期間の短さと、安藤PMが言及する「累計16回の検証、今後の検証候補50個」という反復ペースが、数ヶ月単位でインプレッション4倍・PV2倍という結果に結びついた一因と読める。
カテゴリページ経由のインプレッション数が4倍(2026年2月末時点で4.5倍)、PV数が2倍(2026年2月末時点で2.6倍、いずれも※概算)




































