みずほ証券が自律型AIエンジニア「Devin」でIT人材不足解消へ 国内大手金融初の大規模導入に
手法
みずほ証券のIT・システムグループがDevin(Cognition AI製の自律型AIソフトウェアエンジニア)のデモを見て即座に導入方針を決定し、2025年12月に正式契約を締結。金融機関特有のセキュリティ要件クリアのため情報セキュリティ部門と約1年間協議したうえで、2026年4月からDevinの本格的な社内展開を開始した(トライアル開始時期として「2025年9月」という記述は本文になし)。PoC(概念実証)では、データベースの桁数変更や区分値追加を行う際の影響調査・テストコード作成などのユースケースに適用。ゼロからの新規システム構築はAIが不得手なため当面は人間のエンジニアが担当する方針。現場エンジニアへのアンケートでも5点満点中4.5点以上の高評価を得た。
示唆
影響調査やテストコード作成など「既存システムの仕様変更に伴う定型的な調査・検証作業」でAIエージェントが最大効果(1週間→1日)を発揮する一方、ゼロからの新規構築は依然人間が担う棲み分けが実務的。金融機関での本格導入には、技術検証だけでなくセキュリティ部門との合意形成に約1年を要した点も、規制業種でのAI導入の実コストとして示唆的。
成果・金額
今回検証を行ったユースケース全体としては、70%から90%の工数削減効果を確認できています/これまで手作業で1週間かかっていた影響調査が、わずか1日で完了してしまうほどのインパクトがありました/「生産性30%アップ」を目指し、DXに取り組んできたみずほ証券
引用
今回検証を行ったユースケース全体としては、70%から90%の工数削減効果を確認できています