Voicy開発統括、iOS・Android・Web・バックエンドの職種を廃止し全員をプロダクトエンジニア化 ― 1人1日PRマージ数0.4件→3.6件
手法
Voicyの開発組織は、iOS・Android・Web・バックエンドの職種名を廃止して全員を「プロダクトエンジニア」に再定義した(QAとSREは専門職として存続)。評価は技術力・課題解決・ビジネス・UX/デザイン・連携・スタンスの6コンピテンシー。設計基準に「AIが書きやすいコードか」を加え、バックエンドは中核(チャンネル/放送作成と決済)をAIネイティブ構成へ移行してDBも統一、Webは自動テスト基盤を導入して「書く」より「確かめる」を先に整えた。社内業務AI基盤「ai-no-te」ではClaude(MCP・Skill)前提に業務を組み直し、QAはCRE(顧客信頼性エンジニアリング)へ拡張してZendesk連携で問い合わせの一次調査をAIに委譲している。
示唆
専門職種の壁を外した結果、専門領域外のPRが平均55.5%になり、1人1日あたりPRマージ数は0.4件から3.6件(10倍以上)へ増えた。直近半年の重大不具合数は過去推移より減ったと報告する。速度と品質の両立は、生成を速くする前に確かめる仕組み(自動テスト)を作った順序によると本人は分析する。ai-no-teは現場がスキルを書き足す形で広がり、3か月で450件超の改善、1.5か月で47スキル・7プラグインに拡大。品質面の根拠は定性的な記述にとどまり、減少要因は他にもあると記事自身が認めている。
成果・金額
1人1日あたりPRマージ数 0.4件→3.6件、専門領域外PR平均55.5%、ai-no-te 3か月で450件超改善・47スキル/7プラグイン
引用
1名1日あたりのPRマージ数は0.4件から3.6件へと大きく伸び、マージ数は実に10倍以上に跳ね上がっています。